
おこめです.
先日含み損が続いていたJTがプラスになりました.
JTや日本の高配当株について知らない人も多いと思うので紹介します.

日本株なんかと食わず嫌いせず,メリット・デメリットを解説しますのでご自身で投資妙味を判断してみてください
JTに投資するメリット
配当金
JTの株を持っていれば保有している株数に応じて配当金がもらえます.
2020年度の配当金では,100株あたり年間15,400円の配当がもらえました.
筆者は配当金を生活の足しにして仕事を減らす暮らしを目指しているので,JTの株に投資を続ければ達成できます.
単純なシミュレーションで何年もかけて10,000株集めれば年間154万円もらえるので生活は大きく変わりますね.
株主優待
JTの株を保有していれば保有数に応じて年に1回商品がもらえます.
100株~200株未満 | 2,500円相当 |
200株~1,000株未満 | 4,500円相当 |
1,000株~2,000株未満 | 7,000円相当 |
2,000株以上 | 13,500円相当 |
筆者がもらった株主優待(2,500円分)はこんな感じ.
これは支出の最適化に寄与します.

食費が浮きます
家計がプラスになればその分投資をする金額も増やすことができます.
JTに投資するデメリット
配当金や株主優待をもらえるJTですが,もちろんいいことばかりではありません.
減配
企業の業績によっては保有株に対する配当金が減少する場合があります.
実際に2021年の配当は減配しました.
過去5年の100株あたりの配当金はこのようになっています.
2021年 | 14,000円 |
2020年 | 15,400円 |
2019年 | 15,400円 |
2018年 | 15,000円 |
2017年 | 14,000円 |

2020年までは増配していましたが2021年に減配してしまいました
もしこの調子でどんどん減配すれば投資計画が狂いかねません.
過去の配当方針の変更
JTは減配した2021に株主還元方針の変更も発表してします.

業績悪くても安定的に配当します
安定配当を掲げており,魅力を感じた投資家はたくさんいました.
しかし,2021年には配当方針が変更されました.
「中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す」が「配当性向75%を目安とする」
引用:https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/pdf/20210209_02.pdf

業績が悪ければ配当金も下げるよ
この変更により多くの投資家はJTの株を売っています.
ESG投資
近年SDGsの志向が高まっており,ともなってESG投資も人気になっています.
・環境に配慮した活動への投資
・社会貢献的活動への投資
・労働条件改善への投資
つまり倫理的に正しいとされるものへの投資のことです.
JTは健康に悪いたばこを売る企業ですのでESG投資の流れに真っ向からぶつかることになります.
ESG投資を志向する投資家から株を売られ,株価が下がってしまう危険性があります.
筆者がJTに投資している理由
・老後資金
・教育資金
・普段から使えるお金(キャッシュフロー)を増やす
筆者がJTなどの日本高配当株に投資している理由は3つ目のキャッシュフローを増やしたいからです.
正直なところ2021年の配当方針の変更は痛いです.
しかし,企業業績に連動して配当を決めるのであれば無理な配当はしなくなるのでこれから長く企業が続いてくれると思っています.
また今回減配したからといって,決して悪い配当利回りではありません.
これだけ配当も株主優待ももらえる企業は多くないので,JTへの投資を続けていこうと思っています.
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